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メトロガール

あたし、東京の、どこにいるか、ごぞんじですか?

菜の花が好きだ(※食べる方)

見るのも悪くないけれど、わたしが好きなのは断然食べる方。この世でいちばん好きな野菜と言っていい。一時期は面倒で、茹でたものにひたすらごま中華ドレッシングをかけて食べていたけれど、やはり辛子和えが一番。このシーズン、使いかけのマスタードの瓶…

円地文子『食卓のない家』と沢木耕太郎『テロルの決算』、そして「加害者家族の罪と罰」について

先週、続けざまに読んだ2冊の本が驚くほど似通っていた。 1冊目は円地文子『食卓のない家』。 食卓のない家(新潮文庫) 作者: 円地文子 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2016/03/11 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 学生運動にのめり込ん…

ステンレスのお弁当箱と竹のお弁当箱

早いもので、弁当作りを始めて*15ヶ月目。あまりに代わり映えがないのであえてここに載せてはいないが、ほぼ毎日続けている。 時間がないときはとりあえずサンドウィッチ(パンにマスタードを塗って、生ハムか燻製鯖とレタスを挟んだだけのもの。所要時間5…

遭難のその後

「サービス溶岩」

みんなで大島に行って、わたしたちのグループがまんまと遭難して結局三原山に登れずに終わったあの日も、もうずいぶん昔のことになった。 どうしても、舗装された遊歩道ではなく気になる方向に歩きたかった。その結果胆を冷やす羽目にはなったけれど。

スカート的なものを着用した男性が好き

一年半ほど前、初めてのスコットランド旅行を終えたわたしは、それまでも薄々感づいていた自らの嗜癖を強く確信するに至った。挙句に熱狂に駆られて、友人知人に以下のアピールを繰り返したのである。 「わたし、来世ではキルトの似合う素敵なスコッツと結婚…

世界一美味しいもつ鍋について

年末に数年ぶりに博多の呉服町にあるもつ鍋店「もつ幸」に行ってきた。わたしは4年ほど福岡市中央区に暮らしていたことがあり(このブログを始めたのは福岡にいた頃)、当時の上司に連れて行ってもらったことをきっかけにこのお店が大好きになったのだが、…

美味しそうな顔をした鳥

七面鳥が好きだ。一人暮らしではなかなかターキーの調理というわけにも行かないので、たまに正月に帰省した際に、実家のガスオーブンでターキーを焼いてもらう。ターキーがないときはローストチキンか参鶏湯になるので、いつのまにか我が家の伝統は「正月に…

今週と先週のお弁当(12.05-12.09, 12.12-12.16)

12/5(月) オクラのおひたし、大根とささみの和え物、アスパラガスとベーコン炒め、カニしゅうまい(冷食)、山芋のバルサミコソテー、ゆで卵、ミニトマト、白ご飯(しらすわかめ) 12/6(火) オクラのおひたし、山芋のバルサミコソテー、かぼちゃサラダ、…

先週と先々週のお弁当(11.21-11.25, 11.28-12.1)

夜明けが遅く、寒い、お弁当鬼門の季節到来。手抜きしながらなんとかお弁当生活2ヶ月目を無事完走した。 11/21(月) ひじき入りいなり寿司、菜の花のおひたし、きんぴらごぼう、卵焼き(失敗)、ミニトマト 11/22(火) ひじきご飯、きんぴらごぼう、キャ…

先週のお弁当(11.14-11.18)

11/14(月) ほうれん草のおひたし、キャロットラペ、きんぴらごぼう、ミニトマト、つくね串(冷食)、アスパラガスの胡麻和え、ゆで卵、赤大根の酢漬け、玄米ご飯、鮭フレーク 11/15(火) サラダ菜、キャロットラペ、ミニトマト、ゆで卵、ポケットサンド(…

韓国の壺入りチョコレート

久々にお目にかかった韓国の方から、ずいぶんずっしりとしたお土産をいただいた(実際にはこの他に2缶の韓国海苔もいただいたので、わたしの帰りの荷物はともかく、お土産を配りまくっていた彼がどのように荷物を運んできたのかが謎)。 重箱かしら? ……?…

3度目以上の「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」

何だかんだとソフトを買わないまま、確か見返すのは数年ぶり。劇場公開はもう10年も前のことだったんだ。国境部の乾いた、砂混じりの風景に妙な親和性を示したバリー・ペッパーはその後、コーエン兄弟「トゥルー・グリット」でも乾いた南部で馬に乗る悪漢を…

美味しかったチョコレートバー

少し前にお土産でいただいた、DYLAN'S CANDY BARというお店のチョコレートバー。色とりどり箱に入った中からひとつ選んでいいよと言われてずいぶん迷った挙句手に取ったのは「S'mores」と書いてあるもの。 ちなみにわたしは「スモア」がなんだかわかっておら…

ちゃんぽんには、ちょっとうるさい

と言っても、本当に「ちょっと」だけ。本場長崎の方には叱られてしまう程度なんだけど、そのごくごく僅かなこだわりが九州外の人には理解されないこともある。 わたしは大分出身なので、本場のちゃんぽんを身近に食べて育ったわけではないが、それでも北部九…

今日の作り置き

お弁当を作るようになると、避けて通れないのが週末の作り置き。最近は土曜の夕方に買い物して日曜午前にまとめて何品か作るという流れが習慣化しつつある。この他にご飯のまとめ炊きや、まとめ買いした肉の下処理&冷凍も併せて所要2〜3時間。多分お料理…

先週のお弁当+@(11.04-11.11)

11月4日(金) オムライス、赤大根の酢漬け、菜の花の粒マスタード和え、ミニトマト ※オムライスの卵が分厚くなりすぎて、切り込みを入れても開かず。反省。 11月7日(月) ほうれん草のおひたし、菊芋と人参のきんぴら、キャロットラペ(レーズン、粒マスタ…

暴力のスイッチ、そして「逃げるが勝ち」ということ(8・終)

(前のエントリーの続きです) ちょっと悔しい気持ちはあった さて、長々と引っ越しに至る経緯を書いて来たわけだが、騒動の間、わたしの中にも恐怖だけでなく戸惑いや怒り、やり切れなさなど様々な感情が渦巻いた。日々状況報告をしていた職場の後輩は「最…

暴力のスイッチ、そして「逃げるが勝ち」ということ(7)

(前のエントリーの続きです) 物件探しと避難生活のはじまり やはり土曜日は安全。小雨の降る静かな朝ののどかさもそこそこに不動産屋へ向かう。ネット上の情報にはありがちなことだが、当たりをつけていた物件の中には既に決まってしまっているものが多く…

暴力のスイッチ、そして「逃げるが勝ち」ということ(6)

(前のエントリーの続きです) そして、襲撃 翌朝6時。わたしはベッドで、母は床に敷いた客用マットレスで眠っていた。9月の夜明けはまだ早く、部屋の中はうっすら明るくなっていた。 何かが動く音がした。驚かせてはいけないと思ったわたしは眠る母をそっ…

暴力のスイッチ、そして「逃げるが勝ち」ということ(5)

(前のエントリーの続きです) 「きちんとした方ばかりなんだけど」 出勤して上司や同僚にこれまでの顛末を話し、生鮮食品がばらまかれた玄関ドア前の写真を見せた。その日は急ぎの仕事の他にどうしても欠席できない酒席の予定があり、職場を離れることがで…

暴力のスイッチ、そして「逃げるが勝ち」ということ(4)

(前のエントリーの続きです) 「暴力のスイッチ」としての「バナナの皮」 地球の裏側から戻って数日後、郵便受けの中に黒く変色しかかったバナナの皮が投げ込まれていた。8月に一度投げ込まれたゴミは「ビニール袋と、使用済み割り箸と、綿ぼこり」。使用…

暴力のスイッチ、そして「逃げるが勝ち」ということ(3)

(前のエントリーの続きです) それとは別に、上階の異変。早朝の掃除機音 さて、真下の1A号室住人によると思しき郵便受けへの不要チラシ詰め込みに悩まされるわたしだったが、実はそれより少し前からだか後からだか(正直、時期ははっきりと覚えていない…

暴力のスイッチ、そして「逃げるが勝ち」ということ(2)

(前のエントリーの続きです) 元々の生活環境 わたしの中ではほぼ特定しているものの、結局嫌がらせの主を特定することも接触することもできなかったため、最終的に相手が何を不満に思い、何を目的にしていたのかはっきりわかったわけではない。ただ、状況…

暴力のスイッチ、そして「逃げるが勝ち」ということ(1)

はじめに 1ヶ月ほど前に、長らく暮らした部屋から引っ越した。 同じマンションの住人からの嫌がらせと暴力行為が原因だった。 10年近くも暮らしたそこは小さな低層マンションだったが、緑豊かな静かな場所にあり、スーパーマーケットや駅もほど近く、生活し…

甘いものへの感性が変わった

ここ10〜15年くらいの間に、甘いものへの感性がすっかり変わってしまった。 「甘すぎなくておいしい」ものを好んでいたはずが、「べったり甘いもの」を好むようになった。日常的に甘いものを買う習慣がないので(そもそもわたしはチョコレートより煎餅を好む…

鯖燻への誘い

鯖の燻製が好きだ。 青魚全般が好きで、特に鯖は、生でも酢で〆ても加熱しても美味しい、味噌や醤油や生姜にあんなに合うのに、オリーブオイルと塩にも完璧に調和する。米にも合う、パンにも合う、パスタにも合う。これはもしや、完全に近い食材なんじゃない…

祝? 弁当作り1ヶ月継続

次なる目標は、年末。あと、少しはレパートリーを増やそうかという欲が湧いてきた。かも。 10月24日(月) きんぴらごぼう、キャロットラペ、もやしのナムル、焼き野菜(かぼちゃ、ミニトマト、オクラ)、ゆで卵、のりっこチキン(冷食)、ご飯、鮭フレーク …

鹿島茂『衝動買い日記』、文学者の小市民的物欲に笑って共感

衝動買い日記 (中公文庫) 作者: 鹿島茂 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2012/12/19 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 鹿島茂氏の書いたものはANAの機内誌「翼の王国」連載の「稀書探訪」を機上で読む程度であり、氏への印象も「フラン…

冷える朝には

暑がりのわたしでも、さすがに起き抜けには寒さを感じる今日この頃。 毎年実家からもらっては、お酒に漬けて見たり人に配ったり、処理に右往左往していた柑橘も、今年はカイピリーニャ風(といっても、ライムがカボス、カシャッサがジンだと別物か)にして毎…

(続)お弁当持参の日々

今週はとうとうお弁当箱を導入した(火曜より)。ジップロックコンテナより浅いので詰めやすさに感動。一瞬モチベーションが上がる。 間違い探しレベルの誤差しかない日々のメニュー*1。そして、仕事で遅くなった日の翌日は明らかに冷食が多くなる。良かった…

(嫌々ながら)お弁当持参の日々

もはや記憶すら薄れかけている遥か昔の地方勤務時代は基本自炊でお弁当も作っていたのだが、近年は仕事は忙しいしやる気は出ないしで、すっかり意欲低下。わたしは、やはり根本的に料理が好きではないのだろう。ロンドンにいた時期のように、暇があればそれ…

ひさしぶりに、言問団子を食べてきた

東京に暮らしてずいぶん経つのに、近隣(といえなくもない)で働いているのに、一度も浜離宮に行ったことがないことに気づいた。ので、行って見ることに。 ただ新橋から歩いても面白くないので、電車で押上まで。スカイツリーを横目にしばしお散歩して、隅田…

30時間、地球の裏側への旅

ドバイ経由でブラジルに行ってきた。移動時間と滞在時間がほとんど同じという強行日程(お仕事なので)。もちろんエコノミークラス。 欧州、北米までは少なからず飛んだことがあるが、約11時間(東京〜ドバイ)+約15時間(ドバイ〜サンパウロ)は未体験ゾー…

せなけいこ『ねないこはわたし』を読んで、つらつら

ねないこはわたし (文春e-book) 作者: せなけいこ 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2016/07/29 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 物心つくかつかないかの幼少時に読んで(もしくは読み聞かされて)強く印象に残っている本はそう多くない。…

矛盾した気持ち

観光地に自ら足を向けるくせに、人がたくさんいると疲れるからついつい人のいない場所へ向かってしまう。 でも、本当に誰もいなくなった場所をずんずん進んでいくとそれはそれで、ちょっと不安になってしまうから、誰かを見つけるとほっとする。 そういう気…

若者が可愛く思えてきました

大人になってはじめて知ったことの一つに、「ひとは大人にはならない」ということがある。精神年齢は16歳から一歩も進まず、あれから20年余が経って、一昨年思ったより早くに父を亡くしたわたしの「基準」は父が死んだ年齢になったから、日々「ああ、わたし…

フィンランドのウォシュレット

トイレ先進国日本で暮らしていて、「ウォシュレットが一般的に普及しているのは日本だけ」というような話も聞いたことがあったけれど*1、ヘルシンキで最初に泊まったヒルトンに、それはあった。 ハンディタイプ、シャワータイプのウォシュレット。蛇口をひね…

オールド・マーケットホール

市内中心部にあり、近隣の島行きの観光船のみならず、サンクトペテルブルクやタリン行きのフェリーも出ているエテラ港。カウッパトリという野外マーケットが一見して目立つが、少し南側にはヘルシンキで一番古い屋内マーケットである「オールド・マーケット…

機内食を振り返る(08/2016, British Airwaysエコノミー)

1. 東京・羽田〜ロンドン・ヒースロー(午前発、夕方着) イングリッシュ・ブレックファスト。卵が柔らかくて、ベーコンもちゃんと英国風ベーコンで美味。欲を言えば、パンは薄いトーストがいいし、豆が欲しかった。朝食だからか、さすがにアルコールは勧め…

旅の食卓

大体においてあまり良いものを食べない。 インスタントフォーとほうれん草を鍋で煮て食べた話をしたら、「バックパッカーみたい」と言われた。

岩に囲まれた教会の、その上

彼らのはしゃぐ足の下には聖堂があって、そこには音楽と祈り。

夏に旅する理由のひとつ

小さくて固くて汁気が少なくて、バカみたいに安くて、佇まいも味も無骨だけれど道端で遠慮なく齧れる果物が好き。 とりわけ、「平べったい桃」は1日も早く近所のスーパーマーケットで売られるくらい、我が国でも普及していただきたい。 美しい見た目もジュ…

泊まり比べも旅の楽しみ

乗り換えの飛行機が遅れ、空港到着は日付が変わった頃。こんなこともあろうかと、最初の一晩だけヘルシンキ・ヴァンター空港直結のヒルトンを予約しておいた。アアルトと、緑を基調とした北欧らしいインテリア。 主な滞在先としたのは、夏場だけホテルとして…

乗り換え待ちのわずかな時間に

ヒースロー第5ターミナルの2階のお店で、乗り換え時間はあまりなかったけど、どうしても食べていきたかった。 レモンよりモルトビネガーでびしゃびしゃにするほうが、実のところ好み。 ストロングボウはハーフパイントで我慢。 朝から(ヘルシンキからの時…

わたしのアッシュを返して

イワン・リオンというウェールズ出身の俳優を知ったのは、BBCドラマ「ミスフィッツ(Misfits)」だった。非行によって社会奉仕活動に参加することになった面々がふとしたことから超能力を持ち、悪と戦うようになる、というある意味バカバカしい話で、イワン…

中野のベトナム酒場「ビアホイチョップ」がとても良かった

自作の「なんちゃってベトナム料理」だけではなんなので、都内の美味しかったベトナム料理を。中野の「ビアホイチョップ」は、高円寺と吉祥寺にある「チョップスティックス」の姉妹店。「チョップスティックス」はフォーのイメージが強いけれど、こちらは「…

蒸し春巻きとバインミーの自作を試みる

ベトナム料理が好きだ。都内だと、銀座ファイブの「ベトナムキッチン999」が好きで、場所も便利なのでよく行く。最近見つけた中野の「ビアホイチョップ」もとても良かったので今後通ってしまいそう。 しかし、自宅で作るとなると、生春巻き(山ほど巻いて…

もふもふ系老人への偏愛

頭髪と髭(特に頬髭と顎髭)がもさーっとしていて、さらにもふもふした何かを被っている老人が好きだ。ものすごく好きだ。一方でサンタクロースはあまり好きじゃないけど原因はあの微妙な商業的清潔感にあるのではないかと踏んでいる。 まず思い浮かぶのは、…

地震のあとで(湯平温泉洞窟風呂編)

というわけで、湯布院で昼食をとり、少しぶらぶらした後で向かうは、湯布院市街地から車で20分弱くらい? 離れた場所にある湯平温泉。 (※リンク先、音が出るのでご注意ください) 温泉地としては湯布院よりも歴史あるものの、古くからの湯治場にありがちな…