メトロガール

あたし、東京の、どこにいるか、ごぞんじですか?

台北日記(3日目)

日本食が恋しいわけではないのだけども、ホテルのモーニングビュッフェにある蕎麦が気になっていた。ほかに、とろろを置いてあるのを見つけてあったので、朝から「冷やしとろろ蕎麦」を食べようと思い立つ。蕎麦をよそい、とろろとネギ、刻み海苔にわさびをのせ、蕎麦つゆをかけた。席に持ってゆき、一口たべてびっくり。蕎麦つゆがシロップのように甘いのだ。味噌汁椀一杯程度の蕎麦を食べきるのが苦痛だった。

この日は午前中にマッサージ&フェイスエステの予約を入れていた。全身指圧80分にフェイシャル70分。指圧は、屈強なおっさんに、頭の先から脚の先までぐいぐいやられて天国と地獄をいったりきたり。相場よりずいぶん安い店だったので心配したのだけれど、パックの待ち時間にもデコルテマッサージをしてくれたりと、一切空いた時間を作らない至れり尽くせりのサービス。同行Yは滞在中ここのマッサージが一番気に入ったらしい。

マッサージで疲れを取った後、若者の街(原宿や渋谷みたいなところ?)西門へ。お昼は北京料理店で水餃子と蒸し餃子。異様にハイテンションな店員のおばちゃんたちはまるで喧嘩しているかのように大きな声で何か言い合っているので、気圧される。ちなみにここの野菜蒸し餃子はものすごくおいしかった。値段的に昨日のホテル飲茶の1/3程度だったのにこっちのほうが……。

食後、Sは同僚へのお土産にチャイナシューズを購入。わたしはといえば偶然見かけたレコードショップにふらふらと。台湾では日本の芸能人やテレビ番組、ミュージシャンが人気で、日本のCDやDVDが多く販売されている。正規流通版だと、邦楽アルバムは大体1400円くらい。ジャケットや帯が漢字で書かれていることと、中に翻訳版の歌詞カードが入っていることを除けば日本の国内版と基本的には同じもので、日本語のブックレットもきちんとついている。当然ある程度メジャーなものしか流通はしていないのだけど、国内ではちょっと購入をためらうようなものも、半額だと思えばついつい手を出したくなる。良い評判を耳にしながらも今まで聴く機会のなかった某バンドのCDを2枚と、嬉しいことに買い漏らしていたクラムボンの一番新しいアルバムを発見し、購入! 同行者が音楽に興味のない人間だったのでこの程度におさめたけども、そうでなければもっとあれこれ探していたかも。ちなみに洋楽は種類も少なく、日本で輸入盤を買うのとそう値段が変わらない様子。あと、人やバンドの名前がすべて漢字で当て字されているので、棚に並んでいる状態ではどのCDがどのミュージシャンのものだかさっぱりわからなかった……。

夕方ふらふら出かけたホテル近くの洋服屋で、イエローの、パフスリーブっぽいトレンチコートを購入。南船橋の店舗ができる以前は日本人の人気観光スポットだったというIKEAも覗きに行ってきた。
台湾最後のディナーでは、気を抜いたせいかメニューの指差しを間違えてしまう。チキンスープを頼んだつもりが、出てきたのが真っ黒い不気味なスープ。どうやら伝統の滋養強壮料理で、「豚の血をまぜた餅米で餅を作ったものを漢方で煮込んだスープ」らしい。ちょっと泣きそうになりながら一口食べてみたら、案外美味しかった。豚の血なのに。

ちなみに今日のかき氷は、誰もが「一度は食べておけ」というマンゴーかき氷の店へ。これでもかというくらい大量のマンゴーが乗せられた鮮やかなかき氷にびっくりする。ちなみにマンゴーをあまり好まないわたしは、マンゴー氷をSにおしつけ、ここでも小豆と金時豆を乗せた氷をひたすら貪っていた。3日連続食べて、かき氷にはまだ飽きない。