メトロガール

あたし、東京の、どこにいるか、ごぞんじですか?

「新しい」文学全集

職場に出入りしている書店さんから、書籍の斡旋が回って来た。料理本や登山、釣りの本など実用書が多い中、目を引くチラシが一枚。河出書房が、この11月から、新しい文学全集を刊行するというのだ。かつては「応接室のインテリア用」ということであちらこちらの出版社から盛んに出されていた文学全集もすっかり流行が去り、どうやらここ20年はまったく刊行がなかったらしい。

面白いというか、いかにも河出らしいと思ったのが、この文学全集がすべて、20世紀後半の作品で構成されているということだ。おなじみの名作古典をはずした、「新しい」文学全集。だからこそ、「文学全集」というよりは「池澤夏樹選集」という印象が強くはあるのだけれど。
http://www.kawade.co.jp/sekaibungaku/

どうせ買うなら全部揃えたいし、揃えるならば毎月きちんと買うようにしないと、こういうのは、一回買い逃すとそのままずるずるいってしまう。一冊の値段が馬鹿にならないので、買い逃したものが溜まってゆくと、悪循環でどんどん手を出し辛くなってゆく。わたしは、好きな作家は単独で集めたい方なので、個人全集は買っても、文学全集や選集にはあまり興味がなくきた。ただ今回、好きな作家の初訳や、新訳改訳も多いので、心が揺らいで仕方ない。

買っちゃうかな、どうかな。