メトロガール

あたし、東京の、どこにいるか、ごぞんじですか?

ワンピース・アディクテッド

日常着の半数以上がワンピースかもしれない。クローゼットにも、おさまらないくらいかかっているのに、飽き足らず、長めのスカートを胸で着て、チューブワンピにしてしまったりもする。

ブランドにはあまりこだわらないけれど、気づくと多くがフランスのデザイナーの洋服で占められている。フランスという国自体への憧れは特にないにも関わらず。非常に面倒くさがりで、一軒の店ですべての買い物を済ませようとする傾向が強いからかもしれない。

気に入ってよく着ているコートが4着あるが、そのうち2着がフランスのものだった。1着はフランス人デザイナーの手によるものだけど、作られたのはポーランドと書いてある。デザインも無骨で、やたら重くて分厚くてポーランドっぽい(※東欧への偏見)んだけど、シルエットは確かにフレンチ。どれもラインが細いところが気に入っている。ちなみにもう1着だけがなぜか、原宿を歩く若い女の子が好むようなあるショップのもので、これを着ていると赤ずきんちゃんのようだと言われる。赤くないのに。

昔買ったクローディ・ピエルロのインドシルクのワンピースを着て仕事へ行った。表は緑青を淡くしたような色、裏地は黄味の強いオレンジ。で、オリエンタルなデザイン。これを着ているとよく話しかけられる。女の人の多くは「アオザイみたい」と言い、男の人の多くは「カンフーガール」と言う。なによりこれを着ているときは欧米の方から非常にもてる。フランス人の作ったアジア風の洋服。多分、欧米人の憧れる東洋観が、このワンピースに込められているのだろう。