メトロガール

あたし、東京の、どこにいるか、ごぞんじですか?

インプットの時期

しばらくぶりに、インプットの時期に入ってしまっている。

感性の過活動期。ひたすらに、読んだり聴いたり観たり、このかんは、咀嚼も消化もおざなりに、常にお腹いっぱいに、喉元まで詰め込んでいなきゃ気がすまない。本代と、CD代と、映画代が馬鹿にならないのだけれど、周期的なことだし、水道代を払うようなものだと思って諦めている。多分そのうち、ぷつりと、何も読みたくも聴きたくも観たくもない時期がきて、そうしたらわたしは、日がなぼうっと、眠ったりうずくまったり散歩をしたりしながら、ようやく溜め込んだものをひとつづつ取り出して、くるくる回して、微に入り細に入り眺めて反芻するのだろう。

そういえば、昨日、シネセゾンで、映画「苦虫女と百万円」の予告編を観た。きれいなひとは、多分一生きれいなのだとは思うのだけど、それでもやっぱり、顔の造作や、生まれ持った才能だけではない、なにかものすごい神がかった輝きを放つ特別な時期に恵まれる女優さんというのがときどきいて、多分蒼井優ちゃんにとっては今がそれなんだろうな。写真でも映画でも、今このときだからこそという輝きに満ちていて、最近は彼女を観ていると、きれいで、それと同時になんだか少し寂しくなって、胸が締めつけられるような気がする。