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メトロガール

あたし、東京の、どこにいるか、ごぞんじですか?

おかえりなさい、サニーデイ・サービス!

サニーデイ・サービス

サニーデイ・サービス

曽我部さんは、ライブのアンケートに批判的な内容を書いたお客さんをわざわざ呼び出して説教をしたという逸話でわたしの度肝を抜いた人だ。

「サマーソルジャー」が好きで、「恋人の部屋」が好きで、「ここで会いましょう」が好きで、その頃わたしは高校生だったか。スペースシャワーTVのVJ。雑誌のへたくそな四コマまんが。「now」はガーナチョコレートのCM、解散後証券会社のCMで「夢いっぱい」が流れて呆然としたこと。

最後に観たライブは、第一回のライジングサンフェスティバルだった。そういえば、今はやめてしまったらしいけれど、あの頃曽我部さんはずいぶんお酒を飲んでいたので、前日昼間から飲み通しの彼の顔はすっかりむくんでいた。あのときはまだフィッシュマンズの佐藤さんが亡くなって間もなくて、UAが彼に捧げた歌でわたしはうかつにも泣いてしまった。そしてあの頃好きだった、あの日のステージに立っていたバンドの多くは、もはや当時と同じかたちで存在してはいない。

曽我部バンドは数年前に何度も観る機会に恵まれた。恥ずかしくて一度も「テレフォン・ラブ」で声を上げたり携帯電話を振ったりしたことはない。「シモーヌ」という恋の歌がとても好きで、「STARS」も好きで、でもなんだか曽我部さんが一番楽しそうなのは「青春狂騒曲」を演奏するときであるように見えた。田中さんはマネージメント業を頑張っているのだと評判を聞きつつ、友人と「はるしげくんって、何やってるんだろうね」と話すことはたびたびあった。ずいぶん年下の男の子と出会ったときに「生でサニーデイ観たことあるんですか。俺、解散したとき中学生でした。すげえ、うらやましい!」と言われた。

久々のひともはじめましてのひとも、喜んでいるだろう嬉しいお知らせ。

おかえりなさい、サニーデイ・サービス