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メトロガール

あたし、東京の、どこにいるか、ごぞんじですか?

日本科学未来館〜しながわ水族館

遅ればせながら夏休みをもらうことになった。休みの日には早くから目を覚ますという小学生のような習性はいまだ抜けない。6時代からいそいそと起き出し、駅前のドトールでコーヒーを飲んでから、仕事に行くのと同じ時間に電車に乗る。


お台場「日本科学未来館」にははじめて行く。第一の目的は一昨日の「満天」に続いてプラネタリウム。ここにはメガスター2の3号機、コスモスが設置されていて、こじんまりとして傾斜の度合いも適当だということでドームの評判が良い。

投影まで時間があったので常設展を回ったが、これが期待以上に素晴らしい。残念ながらASIMO実演はお休み中ということだったが、機械、生命、宇宙、様々な科学技術について体感的に、ヴィジュアル的に、楽しく詳しく多彩な展示がされている。ボランティア含め解説スタッフもたくさん配置されていて、体験式展示の操作法がわからなかったり、展示物の前で立ち止まっていたりするとすぐさま駆けつけてくれる。展示のうち特筆すべきは、本年度からはじまった「メディアラボ」という企画。科学技術と現代アートの融合をテーマとしたもので、現在は「魔法かもしれない」というタイトルで八谷和彦氏(※ポストペットの開発者)の作品を展示している。「高度に発達した科学技術は魔法と区別がつかない」というテーマで、主に光の透過や屈折を利用したファンタジックな展示物は、確かにまるで魔法をみているかのよう。まあ、わたしにしてみればスーパーカミオカンデの模型と理論だって、まるでフィクション、SFの世界かなにかのようにしか捉えられないのだけど。

プラネタリウムでは「偶然の惑星」というプログラムを投影中。太陽系を中心に、惑星というものやその成り立ちについて、特に、どのような偶然が重なり地球が生命体を持つ星になったのかということが、美しくかわいらしく、わかりやすく解説される。語りと音楽は、「廃品を利用した演奏をするパーカッショニスト」として有名な山口とも氏で、音響面も含めてこれまた素晴らしい。プラネタリウムといえば恒星中心、星座の形に線をひいてはギリシャ神話の解説、という固定観念を打ち破るプログラムだった。「満天」では広すぎることに加え座席のリクライニングが足りず、ややストレスを感じる鑑賞だったけれど、こちらはコンパクトで、まさしく星に包まれた気分になれる、施設的にもかなりレベルの高いプラネタリウム。常設展に、プラネタリウムもすべて含まれての入館料500円というのはいささか安すぎるのではと思うくらい、とても楽しかった。

その後、9月いっぱいで廃止になってしまうという、船の科学館しながわ水族館の直通路線、水上バスに乗って品川へ。しながわ水族館は、小細工のない、子どものころ連れて行ってもらったようなタイプの水族館。ちょっとノスタルジック。



その後ひとりになってから新宿。ジュンク堂書店にて柴田元幸さんのトークライブ。