メトロガール

あたし、東京の、どこにいるか、ごぞんじですか?

「ノムソウ」と「虚無僧」

株式会社野村総合研究所のことを「ノムソウ」と呼ぶのは、就職活動をする若者たちに端を発するとのことだが、最近は年配の方でもその略称を用いている場面をたびたび見かける。しかしわたしは「ノムソウ」と聞くと必ず「虚無僧」が頭に浮かび、力が抜けて半笑いしそうになってしまう。*1

虚無僧といえば、春信の浮世絵で「伊達虚無僧」というの、あれはいい。風俗画なのだが、しんなりと、きれいな着物を着たお嬢さんが編み笠と尺八を手にしている。昨年、ボストン美術館所蔵展で見たのだけども、その絵が描かれた当時、若者の間で虚無僧ファッションが一世を風靡したのだというキャプションが添えてあった。パンクだヤマンバゴスロリだと眉をひそめたところで、若者のやることなんか昔も今も変わらないのだとおかしくなった。それにしても虚無僧はどうかと思うんだけど。

*1:その呼称にどうしても違和感があり、一緒に仕事してたとき、わたしは頑なに「野村さん」と呼んでいた