メトロガール

あたし、東京の、どこにいるか、ごぞんじですか?

帰郷日記(下)

朝早くから田舎の祖父母宅へ。今日は祖父の一周忌法要。思えばこのお面が怖くて、わたしはひとりで祖父の書斎にはいることができなかった。ずいぶん大きくなるまで。



わたしはよく祖父の夢を見る。いつものテーブルのいつもの場所に座っている祖父とわたしは話をする。目を覚ましたときに寂しさはまるでなく、わたしはただ、祖父の家から帰ってきたときのような気分でいる。おじいちゃんが死んじゃう前となんにも変わんないなあと思う。むしろ年に2、3回じか会わなかったときよりも、ずっと頻繁に話をしているような気がする。懐かしむというのとも違って、ただ、祖父は変わらずわたしのなかにいる。多分これからも。



四十九日はお客さんが100人の上みえたので、結婚式場みたいに大きな会場だった。「二度目の結婚式みたいねえ」なんて祖母をからかった気がするけど、一周忌は半分以下に人数を絞ったとのこと。もとは酒蔵だったというなかなか感じのいいお店。庭もきれいだという話だったけれど、大雨のため散策断念。


家に戻って改めて飲みはじめる皆さんにお礼を言ってわたしは退去。白いソニックで福岡へ向かう。さすがに疲れていたのか、小倉までは熟睡。




福岡空港でなんと、搭乗便変更で出発が30分遅れることに。ふてくされ、気力を奮い立たせるためにソフトクリームを食べる。たいてい5番搭乗口の横のカフェテリアで買う。「バニラとスイカ、もしくはミックス、どれになさいますか」と訊かれ固まる。スイカソフト。多少興味はそそられるものの、もともとスイカがあまり好きでないので、無難にバニラにしておいた。


22時近くにようやく羽田! 23時過ぎに疲れ果てて帰宅。明日の朝起きられる自信がないなあと思いながら、荷解きもそこそこにとりあえず眠ることにする。
以上、2009年夏の帰省の記録を駆け足で。素敵な紀行文を書くつもりでいたのが、面倒になって撮って出しの写真+メモ書きになってしまい申し訳ありません。