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メトロガール

あたし、東京の、どこにいるか、ごぞんじですか?

日常的夏季休暇

よしなし アートとかエンタメとか

明日まで夏休み。5連休中なので毎日のんびり、用事を済ませたり友人と会ったりしている。わりと朝は強いほうなんだけど、なぜかこの休暇中は毎日二度寝してしまい行動開始が遅いのが悩みの種。
今日は、先日Tさんがお薦めしていた鴻池朋子さんの展覧会「インタートラベラー 神話と遊ぶ人」を観に行こうと決めていた。暑くもなく、雨も降り出していない天気はちょうど良いので、オペラシティまでは徒歩で行くことにした。住宅街を抜け、商店街を覗き、甲州街道に沿って歩いているうちに到着。


展覧会はもう終わりが近く、平日ということもあってかひとはまばら。おかげでじっくり世界に入りこむことができてとても良かった。まず、大きな瞳をもつ富士山が描かれたふすまの間を抜け、一歩踏み出すとそこはもう別の世界。白いカーテンの中に入ってしまえば得体の知れない、白い毛玉のようなのっぺらぼうの生き物「ミミオ」の物語がはじまる。「ミミオ」の造形には見覚えがあったことから、どこかで触れたことがあったのだろうと思う。以前「ミミオ」というねこが出てくる夢をみたのもルーツはこれだったのかも。

地上から少しずつ地面の奥深く、地球の真ん中までもぐっていくというコンセプトのもと、展示室ごとに、入り口のカーテンをくぐると「深度○メートル」の表示があり、さまざまな世界が繰り広げられる。2本の後ろ脚だけが人間のものとなっているシルバーフォックス。脚だけ人間の少女になっている蜂や蝶。巨大などくろ。色味のない白黒の絵が続いたかと思えば、目に鮮やかな色をふんだんに使った大きな作品が現れる。絵、アニメーション、本、立体、さまざまな媒体で、ひとつカーテンをくぐるごとに別の世界に連れて行かれてしまう。なかでもやはり、「地球の中心」最深部でであった巨大な赤ん坊はすごかった。警備員さん以外誰もいなかったこともあって、あの部屋にいるときは完全にこの世から離れてしまった気分だった。

展覧会の作りも良かったし、物語性の強い展示物というのもわたしの好みで、本当に楽しくて、魂が抜けるような時間だった。9月27日までということだけど、もう一度行きたいなあ。ここ数年で一番といっていいくらい圧倒された展覧会なので、まだご覧になっていない方は絶対観た方がいいですよ! 東京オペラシティアートギャラリー京王線初台駅すぐです!

その後、せっかくなのでと山手通りをどんどん進む。

普段はバスでしか通らない山手通り、歩いてみると面白い。通り沿いにマンションがたくさんあるけれど、うるさくないのかなー。道端には捨てられた冷蔵庫なんかもある。

井の頭通りを右に折れ、富ヶ谷のルヴァンでパンを買う。ルヴァン大好きなのに、交通の便が良くないのでたまにしか行けないのが残念。自転車があるときっとすごく便利なんだろうけど、音楽聴けないし写真撮れないし、駐輪するところを探すのも面倒で、一人暮らしはじめて一度も買ったことがない。

それにしてもミミオはキュートで勇敢でいたいけすぎる。一匹捕えて帰っていっしょに暮らしたいです。でも森の中じゃなきゃいやって言われちゃいそうだなあ。

みみお

みみお

ミミオの絵はがき購入。鹿児島の展覧会も行きたいなあ。お休みとれたら行こうかな。