メトロガール

あたし、東京の、どこにいるか、ごぞんじですか?

青森岩手の旅(最終日)

さてさて旅行も最終日。この日の朝は、「福田パン」から。


ローカルパンメーカーの「福田パン」。ここは、いろいろな種類のフィリングを準備して、それをコッペパンに挟んで供するというスタイルで人気を博している店舗である。わたしたちは8時過ぎの「やまびこ」で一関に向かうことになっていたので、開店間もなくにお店に飛び込んだ。が、先客が既に3組ほどいる。皆、びっくりするほどたくさん買っていく(コッペパンは大きく、フィリングの量も多いので、1つでもかなりの食べごたえがあるらしい)のだけど、お店の人は慣れた手つきでどんどんパンにクリーム等を塗り付けてゆく。


こんなかわいいエコバッグまで売っている。ユニークなのでうっかり友人へのお土産に買ってしまった。ちなみに我が家の面々が選んだフィリングは「母:あんバター、姉:いちごクッキー、わたし:黒豆きなこ」。新幹線車内でおいしくいただきました。
一関から在来線に乗り換え、平泉。連休最終日+雨天とあって人はそう多くない。昼過ぎには一関を出発しなければならないので、タクシーで中尊寺の門まで。運転手さんに「歩いてのぼりますよね」と言われるまで知らなかったのだけど、中尊寺、かなり急な坂を上った山の上にあるらしい。多少苦労したほうがなんとなく有り難い気がするし、歩くのは好きなので普段なら大歓迎するところ……とはいえ雨の中急坂はなかなかハード。



道中一緒になったお嬢さん。この手の顔を出すやつ好きなので、わたくしも行く先々でやりました。シャッターを切る姉の冷たい視線が忘れられません。



おみくじは吉だった。

この絵馬を書いた人間が、弁慶立ち往生とかけてわざとこう書いているのか、それとも「大往生」と勘違いしているのか、家族会議を開き真剣な討論を繰り広げたが結論に至らず。

「目」に良いお堂というものがあって、そこの絵馬はこんな。

本堂や、たくさんのお堂を覗きながらの山登りはとても楽しかった。しかしそれ以上に、金色堂はやはりすごかった! わたし中学生の頃からずっとこれ観たかったんだよなーと、感動に打ち震えながら仏像を眺めた。所蔵展で、金色堂修復作業のビデオを流していて、それを観たあとだったのもあって、職人さんの情熱と技術への感動もひとしおだったし、そもそも平安からずっとこういったものが残ってきたという事実にも圧倒される。買い物好きで、あまり美術や歴史に関心のない母が、中尊寺を「今回の旅で一番良かった」と振り返ったことも嬉しかった。

その後、近くにある毛越寺へ。荒れ果てていた庭園や池も再建し、世界遺産登録へ向けてのアピールなのか、手入れの行き届いた美しい場所。晴れていたらもっともっときれいだったんだろうと残念な気持ちもあるけれど、けぶる景色もそれはそれで素敵だった。




平泉駅からタクシーで一関へ。運転手さんがとても良い方で、わたしたちが駅で、かつて台風で増水したときの水位を示しているモニュメントに興味を示していたのを車内から観ていたらしく、周囲の治水や岩手のいろいろなことを教えてくれた。盛岡でお世話になった運転手さんも、そういえば親切だった。タクシーは電車よりも値段が張るのであまり乗らないけれど、運転手さんにいろいろなことを教えてもらえるという意味では運賃以上の価値がある場合もある。

一関では、駅前の「松竹」というソースカツ丼の有名なお店でお昼を。ここもまた、おかみさんが明るくておもしろくて、素晴らしい方。八戸「えびす屋」のおかみさんといい、東北のおかあさんは素敵な人が多い! お店には有名人がたくさんみえているようで、壁中に色紙が飾ってある。俳優さん、落語家さん、に混じって、目立つ場所(永六輔さんの隣)にこんな方も。

その後は一関から「やまびこ」に乗り、さすがに疲れが出たのか爆睡。夕方無事東京にたどり着きました。わたしは6時には家に到着したけれど、母と姉は更に羽田から九州に帰ったのだから、大変だっただろうと思う。

長くなってしまったのでまとめる気もなくなってしまったけども、久しぶりの家族旅行は本当に楽しい2泊3日だった。今回も父は仕事で同行できなかったのがちょっと可哀想だったので、来年3月の退職時には、父にも旅行をプレゼントしてあげようかな、と考えている。