メトロガール

あたし、東京の、どこにいるか、ごぞんじですか?

雪景色を見た






12月28日の晩に九州に帰ったら、東京と比べ物にならないくらい寒くて驚いた。翌日は大分市内の実家周辺でもやや吹雪く。

大晦日には母の実家近くの病院に入院している祖母を連れにいくことになっていた。普段は施設で生活し、現在は体調を崩し病院にいる祖母を年越しの一晩だけ外泊させる予定だったのだ。とはいえ病院は内陸、山奥。案の定あたりは一面の雪景色だった。雪に慣れた地方からすれば笑ってしまうくらいちょっぴりの積雪でも、多くの家庭がスタッドレスタイヤもチェーンも所有していない九州では大事である。危ないところは徐行しながらおそるおそる進む道中、タイヤが滑りガードレールに突っ込んだ車を見た。ドライバーらしき若い男の子が雪の中悲しそうにたたずみ事故処理車の到着を待っていた。

ほんの数センチの雪でも、わたしは車の窓から外を眺めて「ファーゴみたい!」と大騒ぎ。様子を見に寄った祖父母の家(空き家)でも、納屋につららを見つけて大騒ぎ。

好物のプリンを買ったら、祖母は二日のあいだに3つも食べたけれど、後でお腹を壊した。0時すぎに「おばあちゃん、年を越したよ」と言ったら、「え、今日は30日じゃなかったの? 30日かと思っていたよ。除夜の鐘の鳴っているテレビを見せてくれないと、信じられないよ」と驚いていた。
翌日病院に送って、両親と「一緒に年越ししたことも、どうせすぐ忘れちゃうんだろうね」と話しながら帰った。「でも、今回は写真を何枚か撮ったから、それをプリントして枕元に飾れば大丈夫かもしれないよ」と母が言う。

今週末写真をプリントして、病院へ送る予定。