メトロガール

あたし、東京の、どこにいるか、ごぞんじですか?

Kindleの使い勝手

まだ使い始めて半年ながら、わたし自身は、「DL購入した本を読む」という、ある意味一番スタンダードなやり方だけで電子書籍と付き合っている。「自炊」を含む外部PDFの取り込みも、一度もやったことがない。

日本展開後にKindle購入を考えている人もいるかもしれないので、使い勝手についてちょっと書いてみる。とはいえ、この使い勝手というのは、同じKindleシリーズでも、無印、タッチ、キーボード、ファイア……どの製品を使っているかによって、まったく評価が異なってくるのだけど。

わたしの使っている「Kindle(「無印」や「4」と呼ばれることが多い)」の魅力は、とにかく軽くて小さくてバッテリー持ちが良いこと。文庫本一冊よりも軽い。同期をとるとき意外は、Wifiをオフにしているので、充電は半月〜一ヶ月に一度くらいで十分だ。代わりに、Wifiでしかネット接続ができないし、画面は白黒で音声読み上げ機能はついておらず、オーディブルも使えない。辞書やハイライト、メモ機能を使いたいときは昔のゲーム機(もしくはAppleTV)のように、十字キーでぽちぽちと選択してやらなければならない。


(こういう懐かしい画面で文字入力可能 ※ほとんど使いませんが)


(ぽちぽちとカーソル操作でハイライト可能 ※これはけっこう活用しています)

最初にKindleを手にしたとき、その、軽さ、薄さ、電子ペーパーの美しさに感動した。本を何冊も鞄にいれておかずとも、これだけ持っておけば、いつでも読書できる。それまでiPhoneでの読書に挑戦したことがあったが、画面が小さくあまりに読みづらかったため、早々挫折した。一方、大きめのペーパーバック程度の画面サイズを持つKindleは、とても読みやすい。わたしはこの買い物に大満足し、常にKindleを持ち歩いていた。しかし、先月iPadを購入したことが、Kindleの使い方に影響を与えている。読書端末としての利用はほとんど考えていなかったにも関わらず、iPadの閲覧端末としての優秀さは、本に対してもいかんなく発揮されている。

ご存じのように、iPadにもKindleアプリがある。同じIDを登録すればKindleと本を共有することができ、クラウドで同期をとるので、Kindleで途中まで読んだ本を、続きの頁からiPadで読むこともできる。その結果、最近は思いのほかiPadの使用頻度が高い。辞書機能が重要になるのは主に外国語の本を読むときかもしれないが、タッチパネルに触れるだけで、単語の意味が表示されるのはとても便利だ(十字キー操作の数倍の早さ)! Kindleだと味気ない白黒だった表紙や挿絵が鮮やかにカラーで表示されるのにも感動。


iPadでのハイライトはこんな感じ)


iPadだと辞書はワンタッチ、Kindle4だとカーソルを動かす必要が)

一方で読書以外の機能をもつiPadだと、ついついメールだTwitterだと気が散ってしまうし、電車での読書も、座れるときはともかく立ってiPadを持つのはきつい。というわけで今は、短時間の読書や電車で座れるときなどはiPadを使い、立っているときやiPadのバッテリーを節約したいとき、部屋で寝転んで本を読むときはKindleを使っている。あくまで個人事情だけれども、iPadはAppleTVへのミラーリング機能を使って、YouTubeやHuluの動画をテレビ画面に映し出すチューナーとして使うことが多く、その間他の作業には使えない。なので、部屋で映画やライブ動画をBGMにしているときも、必然的にKindleで本を読むことになる。タッチやファイアを持っている人の中には、Kindleで十分なので他社のタブレットはいらないという人もいるだろうし、逆に、他社のタブレットにアプリを入れてしまえば、Kindle自体は必要ないという人もいると思う。

結局、人それぞれという結論になってしまったけど、いいですよ。Kindle。わたしは気に入っています。タブレットは高いから雑に扱えないけど、Kindleは作りも単純で安いものなので、ジップロックに入れてどんどんお風呂にも持ち込んでいるし、風の強い外でも砂埃気にしないで使えるし。紙の本に近いイメージで扱えます。