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メトロガール

あたし、東京の、どこにいるか、ごぞんじですか?

ヘミングウェイのあれが食べたくて

本のはなし よしなし

少し前に、小説に出てきた食卓を再現した本を紹介した。

まったくおいしくなさそうな「迷食卓」も混ざった面白い本だったけれども、この中でひときわ食欲をそそったのは、ヘミングウェイ『二つの心臓の大きな川』に出てきたというポークビーンズスパゲッティ。スキレットに、缶詰のポークビーンズとスパゲッティを放り込む大胆な野外料理で、これがとにかくおいしそう。パスタにこだわるイタリア人が聞いたら卒倒するかもしれないが、ナポリタンを愛する我ら日本人にはぴったりくる味なのではないか。

と想像しつつ、再現レシピを探していたら、ネスレ作成のこんなレシピ集が。BSフジでやっている小山薫堂企画番組のサイトのコンテンツで、現時点で実に73作品の小説に出てきた料理について、レシピが掲載されている。

「おでん」や「おひたし」みたいなごく身近なメニューも良いけど、やっぱり、ちょっと馴染みのない海外小説や、児童文学に出てくる架空の料理(どろぼう料理とか)の再現の方が、見ていて楽しいし作ってみたくなる。というわけで、ポークビーンズの缶詰を探しにゆきますよ。 

 

[補足3/16]

その後ヘミングウェイポークビーンズスパゲッティのレシピを探してみたところ、このような本を発見。ヘミングウェイのレシピ120種類。

これに載っている件の料理は、小説本文どおり材料は「缶ポークビーンズ、缶スパゲッティ、付け合せのパン4切れ」のみ。日本で再現するにあたってもっとも入手が難しいように思える缶スパゲッティは、検索する限り素パスタは見当たらず、トマトソースと和えたものがほとんど。というわけで、ぐだぐだになるまで茹でた太麺のトマトスパゲッティ+ポークビーンズ缶が一番近いのかも。