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メトロガール

あたし、東京の、どこにいるか、ごぞんじですか?

「改札口」と「搭乗口」と英語案内表示

東京へ戻る飛行機が遅れたため暇を持てあまし、電光掲示板をぼんやり眺めていたところ、「改札口」という日本語と入れ替わりに見慣れない英単語が表示された。
"wicket"
わたしはこの単語を知らなかった。海外の空港で同様の表示を見かけたことがあれば辞書を引く気がするから、覚えがないということは普通でない言い回しなのではないかと思った。もちろんただの不勉強にすぎない可能性もあるのだけれど。

その場で辞書(LDOCE5)を引くと「クリケットで球を打つ棒のこと」と出てきた。なんだこれは、問題外。検索候補の中に「wicket gate」という項目を見つけたのでタップすると、今度は「大きなゲートの一部を成すドアやゲート(のひとつ)」とある。こちらならばわからなくもない*1。というのも大分空港は改札と搭乗口が一対一で対応しておらず、リンク先PDFを見るとわかるように、3つの改札口(それすら中でつながっている)に対して搭乗口は6つ。搭乗口にgateという単語を当ててしまい、結果「改札口」に使えそうな他の英単語を探してwicketにたどり着いたのだろうか。もっとやりようはある気がするのだが。

と思いつつ検索していると、やはりこの「改札口=wicket」は各地の外国人観光客向け設備チェックで「通じない」と指摘されるケースがある模様。
https://wwwtb.mlit.go.jp/chubu//kankou/ukeire/21bf.pdf
https://wwwtb.mlit.go.jp/chugoku/kankou/18tenkentai_hiroshimaAP.pdf
実際このような作りをしている空港で「搭乗口(=ボーディングブリッジへ向かう出口)」をgateとするなら、「改札口」はなんと呼ぶのが適当なのか、今のところ答えは見つかっていない。

今後海外の空港では案内表示を細かくチェックしてしまいそうだな。

*1:wicket gate」で画像検索すると、放牧場の柵の一部の扉状になっている部分の図が山ほどでてきた。またネットで銀行やチケットの販売窓口を「wicket window」と呼ぶと書いてあるページがあったが、画像検索での最大勢力は「窓の一部に、開閉できる小さな窓がはめこまれている」図だった。